【感想】コウ・ウラキはなぜニナ・パープルトンに魅力を感じたのか

機動戦士ガンダム0083

劇場版は見ていたのですが、OVAの13話までの構成の方はまだ未視聴でした。

2021年のYouTube「ガンダムチャンネル」での公開に合わせて見てみた感想を、今回のタイトルの沿って書いていこうと思います。

パイロットとエンジニア

  人参嫌いなパイロットと、ガンダムに携わるエンジニア。相容れないように見えるけれども、なんだかんだ話が進むにつれて進展はあるんですよね。

パイロットとオペレーター。お互いにサポートしあう構図はやっぱり定番なんでしょうね。後々はパイロットどうしで恋仲になるケースも多いですけど、あんまりね…。無念なラストが多いと言いますか…。

サポートしあう。と少し書きましたが、この二人は特別サポートしてるというわけではないんですよね。

お互いにモビルスーツオタクな気質があって、意気投合している。そんな感じ。割と度を越えたオタクではありますが…。

ニナに関しては、パイロットよりもガンダムの心配が勝る始末。物語の後半では、パイロットのことでいろいろと揺らぐシーンもありますが、前半のこのシーンの印象がやはり強いです笑

 ガンダムの性能を伸ばすためにお互いの意見を入れたりするシーンもありますが、そこでも意見の違いでギクシャクしたり…。まぁ、けんかするほど仲がいいとは言いますけどね。

会って間もない二人が、こうやって素直な気持ちで言い合っているというのは逆に運命的なのかもしれません。

ちなみに、コウが19歳。ニナが21歳みたいです。大人の魅力的なものを感じた部分もあるのでしょうか。

とはいえ、お互いまだまだ幼い感じが映画のチケットのシーンで現れていた気がします(´▽`)

恋愛的「ソロモンの悪夢」

 物語後半で、ガンダム二号機を奪った男、アナベル・ガトーがニナの昔の恋人であったことが発覚。意外な展開。これがあってか、コウとガトーの戦いを避けるようにニナがいろいろ言ったりもするのですが、コウとガトーのライバル関係はノンストップです。

ニナとガトーがどう出会って、どれぐらいの仲だったのかというのは特別描かれているわけではないのですが、ガトーの方からニナと別れたようなセリフが物語の終盤で聞けます。

昔好きになった男と、今好きになった男が敵同士で戦っているというややこしい状況。

なんというか、みんな言葉が足りないと言いますか、しっかり説明しておけば、でも性格が邪魔して、みたいな部分を感じて、ぐぬぬ...とコウの表情張りに硬くなってしまいそうです…w

 コウがガトーを止めようとして撃つシーン。最終的にはニナがガトーをかばって、あと一歩とどめを刺すことができず、あげくコロニーも落ちてしまう強烈なピタゴラスイッチ。

さらには、ガトーは艦隊に特攻をしかけ、コウはガトーと決着をつけることができず、さらには連邦の闇も見えたり見えなかったりで、連邦の期待の新人コウ・ウラキはこの13話の間に社会の流れの悪さと女性の難しさに直面することになりました。

勝ち気で大人な美人の女性

 ニナの魅力はある程度、受け入れる側の体制が整っていないとわからないよなぁと思いましたねw。

コウの素直な部分と相性が良かったとも言えますし、逆に言えばガトーのような信念の強い大人の男にも魅力を感じたりもしてたわけで、結局ニナはどんな男性が好きなのさ?となってしまいました(笑)

コウとうまくいくかと思いきや、ガトーにも未練があったりで、難しいな…。

当時はそういう女性が人気なのかと思いきや、作品について調べていくとめちゃくちゃ嫌われてて…w。おっと、これ以上は…。


 すこし絞った内容でまとめてみました。

これ以外にも戦闘シーンの迫力が凄く、線画だけでここまでできるのだろうかと当時の技術の凄さを感じることができました。

あとは、コウの13話間での体験。

目の前でガンダムが盗まれる。敵に説教をされる。先輩と戦って、違反行為だと独房に入れられる、スラムでボコられる。先輩が散る。唐突なニナの元カレ。三号機使用による罰則。

仕事やめたくなりますよ

ではでは

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