「メシア」と「正解不正解」。
どちらもCIVILIANの楽曲になるのですが、この二曲が現時点でのYouTube100万再生楽曲(2021年現在)になっています。
再生回数という点では共通していますが、二曲を比較すると楽曲のテンポも違うし、タイアップかそうじゃないかの違いもあるし、もっと言えば改名前、改名後という大きな違いもあります。
そんな二曲について少し思ったことを書いてみようかなと思います。
正解不正解
CIVILIANとして初めて100万再生に到達した楽曲。
アニメのタイアップということもあり、アニメ共々人気を博した作品。
アニメの主人公がカバーをするなんていう異例のコラボもあり話題。
改名してから何度かタイアップはありましたが、再生回数という結果としてわかりやすく人気が見える楽曲というのは、この曲が初めてだなぁという気がします。
他の楽曲も人気はありますが、やっぱり新規の人にも見てもらえているのかを考えると「正解不正解」は頭一つ抜けているのが目に見えてわかります。
シングルカットされている曲は結構テンポの速い曲が多くて、「正解不正解」もその一つ。
過去にリリースされてきたシングル曲達の良いところを集めたような印象を個人的に感じています。
というのも、曲の構成や歌い方。楽器の使用するタイミング等々。注目して聞いてみると、「あの曲のあの部分っぽいな」なんていう発見がある部分が要所要所に散りばめられています。
あとは何より、CIVILIANに改名したからこそできた楽曲だよなぁっていう感想が強いです。
改名前のLyu:Lyuの時は、それこそコラボなんかもしていましたが、上記にも書いたようにアニメキャラとコラボするというのは想像もしていませんでした。
Lyu:Lyuとしての知名度もかなり上がってきてたし、もっと言えば検索とかをしたときに、ヒットするワードとしては完璧な名前がLyu:Lyuだったとはず。ですが、あえて改名したことで、後ほど書きますが「Lyu:Lyu」の作り上げてきた世界観から少し違う世界に飛び出すことができたんだろうと改めて感じます。
メシア
ライブでも定番の大事な楽曲。
衝撃的なMVと、どこまでもエモーショナルでどこか危ない脆さを感じる。そんな楽曲としてのイメージが強いです。
「良い曲だから」聞いてと言いながらも、MVはちとショッキングだからちょっと布教するにも心配になってしまう曲なんですよね…笑
今ではYouTubeでの再生回数は知名度の指標を図るうえで欠かせないものになっています。
話題の楽曲としての仲間入りのきっかけ。投稿した瞬間の伸び率など様々。
2021年現在。100万再生についにたどりついた「メシア」。
約6年の年月。
じっくりと磨き続けられた刃はさらにいろんな人のもとへと届き始めるのかなと、勝手に思っています。
「正解不正解」のようにタイアップの要素をつぎ込んで作られたわけではないため、2曲を聞き比べると印象がガラッと変わるはずです。
Lyu:Lyuが作ってきた独自の世界観。一曲一曲が紡ぎだす心象風景。ライブで聞くときは、みんなで盛り上がろうぜというよりも、一本の作品をそれぞれの楽しみ方でじっくりと見る。そんな世界観が強かったです。
CIVILIANから入った人は、是非ともLyu:Lyuの時の楽曲にも触れてみてください。
根本の部分や曲の構成なんかは近いのですが、吐き出しているものがなんとなく違うように感じると思います。
Lyu:Lyuは内面を。CIVILIANは外へ向けて。そんなイメージの違いや楽曲の違いが個人的に思うところです。
変わった部分もありますが、昔があったからこそ今があって、今があるからこそ今の風景があるよな。なんて感じます。
改名前と改名後を知って追いかけることができている環境ってなかなかラッキーなのでは…?
今を知っている人は、昔の曲を。昔を知っている人は、今の曲を。
離れてしまった人も良かったらもう一度。「何度でも」
そんな両面の特徴が色濃くでた2曲が、YouTubeでこんなにもたくさん再生されました。
ついつい嬉しくて思いついたことを書いてみました(*’▽’)。
またどこかで。
ではでは。
CIVILIAN 公式サイト
コメント