[ライブ感想・セトリ] 星の鳥リバイバル 「BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024」

2024年3月7日(木) 大阪城ホール にて開催された

BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024

こちらのライブの感想になります。

現地参戦です。

 

現在開催中のツアーになるのでネタバレ注意になります。

それでは

 

 

 

 

28年

 リバイバル系のライブに参加するのはこれが初めて。というか、リバイバルツアーなんてものができるバンドの数が限られるわけですよ。

ホームシック衛星のリバイバルというのがなんともBUMPらしくて良いなと思いました。周期の話や結成28周年など、いろんな要素が詰まってここに繋がります。

ギリギリまで粘ってようやく当たった座席は、アリーナのほぼ後ろ。PA卓が見えるぐらいのエリアからみるライブってどんな感じなんだろうか?と思いましたが、やっぱりスタンドより迫力がありましたね(´▽`)。後ろに人がいないというのも気を遣わずに済むため気持ち面も楽なところがありました。あと、退場がスムーズ。座席で後ろのほうになってしまったって最初は思うかもしれませんが、得な部分も多いと思うので、しっかり楽しめます。

ステージには大きな電波塔のようなものが立っており、演出でこの電波塔も光るようになっていました。あとは、天井の照明が人工衛星のようなイメージで作られており、これも演出で点灯して上下もするようにできていました。映像の演出とリアルの構造物がミックスされていて、リバイバルの世界観を感じることができます。ちなみに、PIXMOBの演出はやや控えめになっていて、これもリバイバルを感じました

最初のタイマーの演出は当時の演出の再現だったみたいで、あのころを知っている人からしたら熱いものがあったかと思います。言葉上でしか聞いたことがないので、当時のライブの様子を知っているわけではないのですが、どこか懐かしい雰囲気を感じました。アルバムの象徴的な「星の鳥」の存在がなつかしさをより感じさせてくれているような感覚でしょうか。そのまま流れるように「メーデー」へとつながります。リストバンドの演出も宇宙と交信しているように感じました。

才悩人応援歌」からというか、今回の藤くんの歌い方や歌詞変えがとにかくすごい。当時のヒリヒリした感覚にも近く、でもファンにも届く歌い方や歌詞になっているといいますか。感情に揺さぶられてたと後々のMCで言っていましたが、それを聞いているこちら側も大きな熱量で堪能することができました(´▽`)。

ラフメイカー」、「アルエ」といった流れもあり、リバイバルツアーなんだというのを実感します。『orbital period』の楽曲もそうですが、アルバムリリース以前に発表されていた楽曲も多めに披露されていました。

ハンマーソングと痛みの塔」もアルバムの中では重要なポジションの楽曲になっています。ライブビューイングで聞いたことはありますが、現地で直接聞くのはこれが初めてでした。ツアー開始前に公開された文章と、星の鳥のブックレットを見返したこともあってか、楽曲の解像度が上がりますね。この曲だったかなと思いますが、後ろのモニターの人工衛星が流れてくる演出が印象的でした

ひとりごと」、「花の名」といわゆるエモい曲が続きます。「ひとりごと」は現地で始めて。「花の名」に関しては、ライブでも結構レギュラーなセトリになってきていると思います。だからこそ、これまでのライブと比較してもすさまじいパワーを感じる内容になっていました。アルバムの流れから、世界観に入り込みやすいというのもあってか、かなり印象に残っています。近くの席の人が開演前から「花の名」の話をしてたのもあって、嬉しさと感動が爆発した感じになってたのが印象的でした。

飴玉の唄」。昔に放送されたライブのギターソロを再現したりしてる弾いてみたがあったりして、それが結構印象的。歌い方もギターソロも当時とは違いますが、この瞬間にしか味わえない「飴玉の唄」に感動。こんなこと言うと、全曲に共通して言えるわけですが(笑)。再放送してほしいと評判のNHKでの特番の雰囲気を、今の形で味わえるというのはなんとも贅沢です。

センターステージに移って「東京賛歌」。これはかなりレアなのでは…?各会場のセトリを見てみても共通で披露されているみたいですね。ハーモニカ聞けました。嬉しい。

センターステージでの「真っ赤な空を見ただろうか」も定番化してきましたね。これも楽しい。
そして「かさぶたぶたぶ」。手拍子で対話しているような感覚がすごく楽しかったです。かさぶたの生涯?を歌っているような曲なので、若干切なさもあるのですが、会場の雰囲気は暖かさに包まれていました。

望遠のマーチ」で感情の揺さぶりがピークに達していました。ここにきて、少し新しめの楽曲が披露される形にもなりました。といったものの、ここまでの曲に比べたら比較的新しいってだけで、もう6年前ぐらいの曲なんですよね…。時間の流れは早い…。
直近のライブ映像とか見てて思うのが、「望遠のマーチ」の間奏のMCがものすごく熱い仕様になっている現象。今回のライブでも熱いMCが始まり、珍しく曲の入りの拍を間違えるというアクシデント。プロのテクニックで修正してましたけどね。曲終わりのMCで間違えた(^^;)って言ってましたね笑。ただ、それぐらい伝えることがあったんだろうなと解釈しております

そのまま「ray」へとバトンタッチをし、「プレゼント」「fire sign」とつながります。「fire sign」のあの雰囲気、一生続けられますね。ここ最近は披露される頻度も多く、アウトロのアレンジも鉄板になってきました。藤くんとヒロのセッションタイムが楽しかったですね

もう一度「星の鳥」が流れてから「カルマ」につながるアルバム再現展開。現地で「カルマ」を聞く機会があまりなく、ここでようやく聞くことができました。GOLD GLIDERの円盤でライブ映像は見たことあるんですけど、やっぱり現地だと迫力がありますね(´▽`)。BUMPの中でも分数が短い曲であるので、気づいたらあっという間に終了してました。それぐらい意識を集中して聞けましたね。後ろのなんかすごい映像も印象に残ってます。

voyager」からの「flyby」がついに実現。間違いなく聞き覚えのあるフレーズではありますが、新曲並みの新鮮さはありました。演出は銀テを飛ばすのではなく、下から徐々に紙吹雪が舞い上がり始めるような演出で初めて見ました…。シャボン玉が上がるような感覚…。初めて現地参加したライブの一番最後にアンコールで聞いたのが「flyby」だったので、その時の感覚も蘇りました。めちゃくちゃに良かったです

〇月×日

 アンコールの「supernova」合唱スタートも久しぶり。一部グループがハモリ担当してました(´▽`)
メンバーが舞台に戻ってきて、一曲目は「リトルブレイバー」。最初の部分はかなりアレンジしてました。掲げた手に関しての歌詞だったような気がします。こういうのって即興のアドリブなのか、ある程度考えているのか気になりますが、どうなんですかね?あまり詮索するものでもないですが、。

最後は「Butterfly」。この曲も締めが似合う楽曲になったと言いますか。最初に聞いたときはそんなイメージは持たなかったんですけど、今となっては随分と印象の変わる曲になりました。アウトロ有版もたまに披露されたりしますが、アンコールということもあって通常仕様。
花道で楽しそうに演奏している姿が印象的でした。

やっぱり、ライブは演者が楽しそうに弾いてたり、かっこよく弾いてたり。そういうのを見てると不思議と自分もプラスの感情をもらえるといいますか。たまに、うまく声が出せ無くなって、それでも必死でひねり出そうとしてるようなライブを見たりすることもあるんですけど、ドラマチックではあるけど心配が勝りますからね…。ライブの良さを改めて見ることができました。

何回も外れてようやく当たった今回のチケット。座席こそ後ろでしたが、それでも大満足でした。ただのリバイバルとは違い、28っていうこの数字がもたらす何かが、ノスタルジーな感覚と、今になってリブートされた感覚が混ざり合う新鮮な体験につながった気がします。

バンドが長く続くからこそできるリバイバルツアーやアルバム再現ツアー。こういうのに参加できるのはやっぱり貴重です。何か自分も長く続けるものを作っておきたいな。なんておもったり。多分、BUMPの新曲とかライブはずっと追いかけるとは思うんですけどね笑。

BUMPが好きになったころ。星の鳥のマークをノートやらメモ帳やらにいっぱい書いていました。そんなマークが自分の目の前に広がっているのにすごく感動しました。当時体験した人も、これから体験する人も。それぞれの最大限の楽しみ方ができると良いかもしれません。

それでは

~セットリスト~
01.星の鳥
02.メーデー
03.才悩人応援歌
04.ラフメイカー
05.アルエ
06.ハンマーソングと痛みの塔
07.ひとりごと
08.花の名
09.飴玉の唄
10.東京賛歌
11.真っ赤な空を見ただろうか
12.かさぶたぶたぶ
13.望遠のマーチ
14.ray
15.プレゼント
16.fire sign
17.星の鳥 reprise
18.カルマ
19.voyader~flyby
~アンコール~
20.リトルブレイバー
21.Butterfly

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