[ライブ感想・セトリ]新たな門出とあの頃の景色と[ABSTRACT MASH An Absolute Promise]

2022年7月23日(土)神戸ARTHOUSEにて開催された

ABSTRACT MASH An Absolute Promise

こちらのライブの感想を書いていきます

 

貴重な瞬間

 ABSTRACT MASHというバンド。名前と音源だけは聞いたことがありましたが、このタイミングでライブを見ることができるなんて、すごく貴重なのでは…?と見終わってから感じました笑

ボーカルの村松さんですが、Nothing’s Carved In Stoneでも活動をしています。ナッシングスを組む前から結成していたのがABSTRACT MASHみたいですね。

いろいろとタイミング的にもマッチしたこの時期だからこそできたライブということで、やはり参加できたのは貴重だなと思います。

また、会場になった神戸ARTHOUSEですが、2022年7月いっぱいで閉めてしまうということで、この会場でアブストのライブが見れるというのも、これがラストになります。

ドリンク代400円に驚き

ARTHOUSEの閉店も前向きな閉店であり、意思を継いだ新たなライブハウスがオープンするということで、その門出の一つとしてもふさわしいライブだったといえるのではないでしょうか。

個人的には、初めてのライブハウス(同じビル内にあるスタジオはなんどか借りたことがあったり。)で初めて見るバンドのライブに参加するという初めて尽くしな内容になりました。

 

場所の下見でもするかぁと、少し早めに会場に向かった時に、休憩中のメンバーのすがたを見て驚いたのはここだけの話

 

それでは本編に

 

アットホームな世界観

 ライブハウス独特のアットホームな感じも相まってか、すごく暖かい印象を持ちました。

ライブそのものも「本当に待ってました!」みたいなものが伝わるといいますか、野球でいうホームでの試合のような感覚ですかね。

演者じゃないので何とも言えませんが笑。でも、そんなホームグラウンドのような雰囲気に包まれつつライブがスタートしました。

 

Where’s my stand」で幕を開けたライブは、感じていたアットホーム感を確信に変えました。

ソールドアウトになった会場いっぱいに気持ちのいいサウンドが響き、一気に会場を包み込みました。

初めてライブを見たときというと、いままで画面越しや音源だけで楽しんでいたものが目の前に広がる存在感を感じます。

いろんなライブを見たりもしてきた中で、そんな新鮮な感覚を改めて味わいました。

Nothing can be printed with you」での手拍子も非常に楽しくて、リズミカルなサウンドがよかったです。

 

Aches」「Must be」などミドルテンポな楽曲も用意され、ライブ全体のテンポ感もほどよく進んでいきます。

村松さんがナッシングスのボーカルをしているという話をしましたが、掛け持ちをしているバンドをライブで見るというのは今回が初めてということに気づきました。

アブストの時とナッシングスの時で比べると、楽曲のアタック感が違うように思いました。

ナッシングスはMCもほとんど挟むことなく進み、曲のかっこよさや繋ぎのスマートさがとにかく続くイメージです。

対して、アブストのライブは会場の雰囲気であったり、なんというか「バンドってこういうものだよな」みたいなものを感じた気がします。

お互いに良いところがあるわけで、このように比較できるのもライブの醍醐味だなと思いますし、好きなアーティストを知っていくうえで、いろんな表情に気づくことができるいい機会にも思えます。

 

Display mind」「Turn your reason」なども個人的に好きなのですが、改めて聞いていくとドライブやピクニックをしているような気分にもなりますね(´▽`)

ライブハウスの大きさで、そのように感じた部分もあるかもしれませんが、天気の良い一日にふと聞きながら目的地に向かう。そんなシーンに彩をくれると言いますか。

あと、ARTHOUSEの照明がとても綺麗で印象に残っています。

そんな照明も含めて、よりさっきのような気持ちが芽生えたようにも思えます。

 

新曲も披露されていました。

かなり長い間、新たな音源が出ていない状態が続いています。

でも、こうしてライブをするとやっぱり新しい音源が欲しくなるところ。

前向きに考えているようなMCもありましたし、期待はしていいんじゃないでしょうか。

 

最後は「I am」で幕を閉じます

 

自由でも

 アンコールです。再登場のスピードが速くて驚いちゃいました笑

今のこのタイミングでしかできないことがある。という話が出ていました。

バンドの話でしたが、自分にもおき換えることができるんじゃないかと思います。

こうやってライブハウスに足を運ぶことができるのも、当たり前のようですけど、タイミングが少しずれれば難しくなります。

今の現状も、このままいけばまた規制が始まって…。なんてことも考えられます。

 

今のうちにできることを。今できることを精一杯。

可能な限りチャレンジして、いろんな景色を見てみたいと感じました。

MCですごく良いことを言っていたと思うんですけど、音響的に残念ながらうまく聞き取れず…w。

自由に、思ったように責任をもって行動すればいい

こんなことを言っていたんじゃないかなと…。(自信が…w)

そんなMCを挟んで「1mmタール」で終了します。

 

ライブ終了後、お客さんが機材の写真を撮ったり、セトリ用紙をもらって写真撮影をしていたのが、これまでのライブハウスと違って新鮮でした。

いやはや、自分もまだまだ参加が足りてないっすなぁ(´▽`)

比較対象にあげてばかりで申し訳ないのですが、ナッシングスやアブストが好きな人は、曲も好きだけど楽器とか鳴っている音にも興味がある人が多いのかなと感じています。

自分もギターを弾いたりしますが、アブストが良いなと思える部分の中には自分がギターが好きで、あのメロディが好きだと思えるポイントがあるというのが一つ大きいと感じています。

いろんなアーティストを聞きますが、楽器が奏でる音色も好きになれるかどうかで幅が大きく広がるので、ぜひともチェックしてみてください。

 

 

またまた予断を許さない状態が始まってきています。

感染して困っているという声がすごく身近になりました。

明日は我が身だと常々思っています。

未来のことなんて誰にもわかりません。

とにかく、今できることを全力で取り組むのが、こんな世の中でも光るものを見つけられるきっかけになる。

そんな淡い期待を持って、これからも生きていきます。

ライブが生命線です。別にバンドマンじゃないですが。

ライブの瞬間。そこで輝いている人からパワーをもらえます。

自分ももっと違うステージに行けるんじゃないか。そんなことも思います。

そんな瞬間を大切に。

ではでは

セットリスト
01.Where's my stand
02.Aspilli
03.Nothing can be printed with you
04.Aches
05.紫陽花を描こう
06.Finder
07.Must be
08.NEWS
09.Display mind
10.Turn your reason
11.White Schedule
12.Silent Wheel
13.Livily play
14.SAVE THE WORLD
15.I am
アンコール
01.We're lonely parallel
02.1mmタール

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