[ライブ感想・セトリ]節目に味わうモニカの姿[Morfonica BanG Dream! 10th☆LIVE 「Reverberation」]

2022年9月23日(金)有明アリーナにて開催された

Morfonica BanG Dream! 10th☆LIVE 「Reverberation」

こちらのライブの感想を書いていきます。

今回はビューイングでの参加になります。

モニカといえば

 ライブスタートになるのですが、モニカと言えば「朗読」というぐらいには様になってきましたね。今回のライブでも朗読を用いたストーリー形式でセトリが組まれていました。

夏にあったモニカのアニメでもそうでしたが、明暗がくっきりとしている印象がモニカにはあります。朗読においても大きな明暗が別れるポイントがあり、楽曲の構成もそれに応じて大きく変化していました。

明暗がはっきりしていた分、セトリの構成もわかりやすく伝わってくるものがあり、これまで以上に朗読の内容がすんなりと入ってきた気がしますね。

朗読パートは基本的に撮りおろしたものが用意されており、倉田さんだけは実際にその場でセリフを読む形式になっていました。バンドのフロントマンとしての性を感じます。

昔、自分がライブをしていた時に思っていたことがありまして、、。MCで喋ったあとの歌ってかなり歌いにくいんですよね…笑。発声方法が違うと言いますか、喉の感じが変わると言いますか。素人意見ですけど。

朗読パートを挟んだ後にすぐ歌うのは、コンディション的にどうなのか。個人的に気になります

なんといいますか、このような朗読劇があると劇場で座って見ておくのも良いよなと思えます。ビューイングで見るのも好きなので、今後もぜひぜひ。

 

そんな朗読から始まり、一曲目は「Sonorous」。いきなり印象深い楽曲が演奏されて驚きました。このサイトで紹介していた年間プレイリストにも組み込むぐらいには好きな曲です。

一曲目の内容によって大きく表情が変わってきますが、モニカはどのパターンでもかっちり型にはまるのが凄いです。何度参加しても楽しめますね。

1stで初披露された「月光花」もいつ聞いても良さを再認識できます。バンドにマッチしている度合い高めの曲な印象です。定期的に。できればやや多めに披露してもらえたら。

ブルームブルーム」も回を増すごとにパワーが上がってきている気がします。セトリ的にもややミドルテンポな曲が続いていたのもあり、このタイミングでのブルブルはテンポが瞬間的に切り替わります。

Secret Dawn」では前列後列の入れ替わりなどもあり、見ていても楽しめるものがありました。指切りげんまんも定番になりましたね。良いです。

 

想像は暗への入り口

 気づけば朗読は、ややシリアスな方向へとシフトチェンジ。それに伴い演奏される楽曲もヒリつく内容へと変化しました。

ここでの「unravel」は本当に雰囲気が激変しますね。モニカのライブの定番パターンのようにも感じてきました。雰囲気や世界観の移り変わりがパシッとしたものが多いです。

明暗別れるという表現もしましたが、ポップな曲調からクールな曲調への変化ともいえるかもしれません。

朗読に出てきた友達がイマジナリーフレンドだったことが判明し、さらに楽曲のギアはあがり会場の熱さ、クールさが増していきます。

Nevereverland」も鉄板ソングになり、対バンでも登場回数も非常に多い内容に仕上がりました。バンドと原曲だけの組み合わせを口頭のみで伝えられると、一見合わないのではないかと感じてしまう組み合わせがマッチするんです。ぜひ。

 

Daylight-デイライト-」の存在感もだんだんと強くなってきました。キーソングとして最初に流れるのもかっこいいですが、今回はラスボス感が出てましたね、、。ギターのイントロが鳴り響き、ドカンと始まるパワーが素敵です。瑠唯さんの演奏捌きも必見です。

 

青春の途中

 ラストはアーティストタイアップソングの「The Circle Of Butterflies」が初披露されました。MVの公開もまだだったので、フル尺はこのライブが最速だったのでは。

fhánaの佐藤さんが作曲を手掛けているということもあり、fhánaっぽさを感じる爽快感と淡さが交わった、学生時代に飲む炭酸飲料感(語彙が迷走)はモニカのキャラクターたちにもマッチしているように感じました。

作詞は佐藤さんではないのですが、こんな一節が

無我夢中で駆け抜けてきた日々
青春の途中 まだ終わらないよ

このフレーズがとってもいいですね。バンドリっぽさもあるし、今の自分も忘れたくないと思えるフレーズです。

アーティストタイアップということもあり、ここまでの楽曲とは一新した一面が見えるのが新鮮でした。そんな楽曲がラストに来るというのも良いですね。

観客席からのクラップでアンコールへと移ります。

今回はミドルテンポでスタートする決まりでもあったのかと「Fateful…」でアンコールの幕が開きます。

しっとりした幕開けから切り替わり、元気なMCがスタート。

凛とした演出が多かったですけど、モニカは高校生なんだよなと改めて感じると言いますか。

MCパートで瑠唯さんがとちったのが印象的。

完璧な人ほどほっこりしてしまうのは、良いのか悪いのか、、笑

最後は「寄る辺のSunny,Sunny」で締めに入るのですが…。

夏のモニカのアニメの中で誕生した今楽曲。夏モニカ計画と題して作中でも触れられていました。

そんな夏モニカ計画延長戦とでも言わんばかりに、いろんな人に届けたい。いざ拡散!ということで撮影OKとなっていました。

撮影OKもなんだか久しぶりな気がします。

今年のモニカは一味違う感触。好みに刺さる曲が多くてうれしいです。

物語を堪能してライブの幕は閉じます

 

 

モニカのライブは最後までそこにモニカのメンバーが存在しているように強く感じられる。常々書いてますけど、毎度ながら実感しますね。

特別今回はそれを強く感じたので、キャストさんの名前ではなく、極力キャラクターの名前で記載するように心がけてみました。

10thライブという、バンドリとしても節目になるライブでモニカパワーを味わうことが出来ました。

ではでは

セットリスト
01.Sonorous
02.金色へのプレリュード
03.月光花
04.深海少女
05.ブルームブルーム
06.One step at a time
07.Secret Dawn
08.unravel
09.Nevereverland
10.fly with the night
11.flame of hope
12.Daylight-デイライト-
13.The Circle Of Butterflies
~アンコール~
01.Fateful...
02.寄る辺のSunny,Sunny

※緑はカバーソングです

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