2022年9月24日(金)神戸 Harbor Studioにて開催された
saji one man tour 2022 ~星の船と月の旅人~
こちらのライブの感想を書いていきます。
よろしくお願いします。
貴重なライブ形式
今回のライブは個人的に初めて参加できるというのもありますが、なによりゲストアクトという特別仕様の存在感が大きいです。
phatmans after schoolという名前から改名をしてsajiへ。
そんな改名前のpasがゲストアクトということで、pasの曲も聞けるぞ!とワクワク感を抱きながら参戦しました。
会場の神戸 Harbor Studioも初めてのライブハウスで新鮮でした。開場したら、そこが入場口だったの!?と少し驚き笑。
中に入ると、クラブっぽい感じ(クラブには行ったことないですけど)で上にはミラーボールが用意されていました。梅田シャングリラを思い出しますが、シャングリラと比べると空間の広さを感じます。
どのエリアから見ても見やすいような印象。後ろの方や、柱に寄りかかりながら見てもライブの臨場感は味わえると思います(´▽`)
入場の際、pasくんのお面をもらいました。そういえば、ライブの時にお面を配ってる写真を見た気がすると、昔の記憶を思い出しました。実物を見ると、初めて参加できたんだなぁと実感。
そもそも本日のライブは台風が直撃するか否かというギリギリな開催のライブでした。会場の神戸は思っていたよりはダメージはなかったですが、メンバーの到着に影響したりと交通機関の乱れは発生していました。
どうしても、天候には逆らうことができませんから、こうして無事の開催で見ることができたのもラッキーだなと思います。本当に良かった。
それではライブ本編へとうつります。
ゲストというか、もはや対バン
まずは、ゲストアクトであるpasが登場。
登場のSEもpas仕様だったみたいで、当時から追いかけている人たちの懐かしそうな声が聞こえた気がします。
ライブには参加できていなかったのですが、自分もpas時代から知っていた人間なので、一曲目の「メディアリテラシー」で一気に引き込まれました。
個人的にですが、「初ライブで聞きたい曲がほぼ聞けてしまった…!」そんな感じになるセットリストでしたね笑
ライブ演出として当時からしていたのかはわかりませんが、「さよらなスペースシャトル」の演奏前には「this world」が流れていました。アルバム『セカイノコトハ』の流れと同じなんですよね。激アツです。
「さよスペ」という略称があっているか。ライブで定番の曲なのかはわかりませんが、この曲も個人的にかなり好きな曲で、「ツアータイトルに星って入ってるし、絶対演奏するでしょ!」なんて思っていたので実際に流れると非常にうれしかったです。
セトリ予想もライブの醍醐味ですよね(^^
「棗」も「ツキヨミ」もライブで聞くと、「ライブに来たんだなぁ」と思えました。
定番の二曲のセットでさらに実感がわきます。言わずもがな。
高音が響く曲ですけど、原曲と遜色のない表現に驚きます。
この日のライブは土曜日でしたが、金曜日の魔法がかかったダンスホールへと変化を遂げます。
「FR/DAY NIGHT」のライブ映え。当時は声出し演出込みだったように思えます。sajiになってからはあまりないような演出の曲ということもあり、今回聞けたのはラッキーな気がします。とにかくアガる楽しさが詰まっていました。
「DAY BYE DAY」。メンバーの中で人気があるということで今回演奏されました。pas時代でもあまりライブでは披露していなかったみたいです。sajiに変わりそうなタイミングでのCDに収録されていたので、ライブの回数的にもあまりできなかったのかなと思います。
この曲も好きな曲なので聞けて良かったです。正直、この段階で満腹感と充実感が同時に攻め寄せてくるぐらいには、ボリューミーでした笑。
ここからはsajiのステージに切り替わります。
sajiとしての音楽
ゲストアクトと名義のpasパートですが、ほぼ対バン並みにがっつりとした内容でした。
そんなpasパート終了後は、転換ののちsajiのパートに切り替わります。
アルバム『ユーリカ』のリリースツアー的なポジションもあり、アルバムの収録曲から選ばれている曲がメインのように感じます。
アルバム曲とタイアップ曲のバランスが良くて、飽きないコース料理を食べているような気分でした。
sajiになってからレーベルも変わったこともあり、タイアップが激増したように思います。
どことなくpasの時と比べると、さらに前向きな部分が増えたような気がします。pas時代も顔出しを解禁した辺りから、前向きな部分が増えていたかもしれません。
「クロスオーバー」もそんなタイアップ曲の一つ。
まっすぐな歌詞がタクミさんの声と相まってさらにまっすぐ届いてるような気がします。
sajiとして届けるのは違う気がするけど書いたと言っていた「ゆりかご」。非常に情景が浮かびやすい歌詞とメロディで個人的にすごく好きです。今のこのタイミングだからこそ刺さったといいますか、音楽が響くかどうかのタイミングに凄くマッチした曲でした。
このテイストの楽曲もたくさん作ってもらえたらと思います(´▽`)
この辺りぐらいだったか、はちみつを飲まれていたんですよね。
ライブ中にはちみつ飲んでるバンドマンは初めて見たかも…!
はちみつは喉に良いとは聞くので、参考にしてみようかな…。
ラストにはアルバム曲ではない楽曲が続きました。
「三角の恋」「STAR LIGHT」どちらもミニアルバム『花火の詩』に収録されいている楽曲です。
どことなく夏と天体のイメージを感じるミニアルバムだったので、今回のセトリにも組み込まれたのかなと思ったり。
季節感とか風情とかを感じるエモさってなんだかいいですよね。
こうやってライブで聞くとより顕著に感じます。
YouTubeでは100万再生を突破してる楽曲なんですけど、ミニアルバムだけの収録でフルアルバムには収録されていないんですよね。pas時代からミニアルバムには知る人ぞ知る鉄板曲が収録されがちです。抑えておきたい。
一度ライブの幕は閉じることになります。
流れ星並みに早い時間
あっという間にアンコールなわけですが、
三曲もするの!?
と初見の自分は驚いたわけです笑
勝手にアンコールって二曲で、ほかはダブルアンコールってやつですよねぇ。みたいな知識がついていたもので、非常にお得感。
過去のライブのセットリストを見ていても、アンコールで曲数多めに披露しているみたいなので、割と定番の流れなんですかね。
というわけでアンコールは三曲。
最後の最後に登場する「星のオーケストラ」
この曲も前に進めるといいますか、踏み出そうと思う気持ちが強くなりますね。
pasの時に参加しようと思いつつもタイミング合わずでここまで。
ようやく参加できて、結果としてpasもsajiも両方楽しむことができたのは非常に貴重だったのかなと思います。
改めて両バンドの良さを感じることが出来ました。
pasの側面もsajiの側面もまだまだ無限に楽しめると言いますかね。
sajiになってからは、ふと入店したお店で聞く機会が増えました。自分が持っているスマホやプレーヤーから流れるだけじゃなくて、街の中で聞こえるというのも、一日のテンションが変わってきます。
そんなワクワク感を感じる瞬間が増えてきたので、今後も追いかけていきたいです。
いい初ライブになりました…!
ではでは
~セットリスト~ phatmans after school 01.メディアリテラシー 02.this world 03.さよならスペースシャトル 04.棗 05.ツキヨミ 06.FR/DAY NIGHT 07.MR.CRAZY 08.DAY BYE DAY saji 09.フォーマルハウト 10.スターフライヤー 11.クロスオーバー 12.灯日 13.雨と踊る 14.ゆりかご 15.Apricot 16.三角の恋 17.STAR LIGHT ~アンコール~ 01.pumpkin wars!! 02.猫と花火 03.星のオーケストラ
saji公式サイト
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