[ライブ感想・セトリ] 声と共に 「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」

2023年3月1日(水) 大阪城ホール にて開催された

BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there

こちらのライブの感想になります。

現地参戦です。

現在開催中のツアーのため、ネタバレ注意になります。

それでは

 

 

 

 

Silver Jubileeからbe there

 今回のライブですが、Silver Jubileeの開催から大きな間を開けることなくスタートしたツアーになっています。ライブハウスツアーだった前回からホールツアーになったのが大きな変更点でしょうか。

またセトリも書きますが、大幅に変わったわけではありません。

とはいえ、2022年から2023年と年が変わり、なによりこのタイミングでの規制緩和による声出し解禁というのがドラマを演出しています。

2022年の時に埋まることのなかった、ライブ中のファンとの声のないコミュニケーションを埋めに来たかのようなタイミングでのツアー開催なわけで、背景を思うと熱いものがあります。

そんな地続きの内容を意識しているのかはわかりませんが、ツアータイトルが入ったグッズに関しては、両ツアー共に白と黒をモチーフにした内容が続いていて、そこも意識があったのかと思ったり。

個人的にはこのBUMPのライブが今年初のライブになります。

2022年はBUMPで締めくくり、2023年はBUMPで始まるという贅沢な展開。

こうやってチケットが当たるのも、スケジュールを開けることができるのも奇跡の連続みたいなものです。

友人とも参加ができて、フォトスポットで写真が撮れたのもいい思い出。物販の売り切れるスピードに驚きBUMPの凄さを感じたのもいい思い出です笑

それでは、本編に触れていきたいと思います

 

始まるのはあの時の光景

 いよいよライブが始まる。開幕「アカシア」スタートは前回と変わりませんが、確かに変わったものがそこにはあります。

まずはうなりを上げる歓声。ライブハウスとはまた違いますが、大きいハコはこれも醍醐味と言えます。そんな光景が少しずつ戻ってきています。

そしてもう一つ。BUMPでは定番になった「恥ずかし島」いわゆるセンターステージですが、まさかのセンターステージからのスタート。メンバーが真ん中に集まり始め、センターステージは徐々に高さを上げて、会場のボルテージも上がり準備は万端。

ポケモンとのコラボも相まって、「アカシア」が放つ冒険感やキラキラ感は会場の雰囲気を一気に書き換えていきます。

比較的新しい曲で始まったと思いきや続いて「グングニル

当然ながらボルテージは最高潮。

この辺りも前回からと似た流れではありますが、曲が変わると雰囲気もまた変わってきますね。

なないろ」の爽やかさから、鉄板の「天体観測」これまでは空白だったあの場所に会場の歓声が加わりました。

これまでのライブの光景が見えてきた気がします。大きい会場と大きい歓声は、これまたライブ感を高めてくれる要素の一つかもしれません。

才悩人応援歌」はかなり力を込めた歌い方。音源と違う部分を聞くのも楽しいですし、最近の音源からは考えつかないパワーのある歌い方。

きれいな裏声が多くなってきてましたが、がなりが聞こえる部分も最高です(´▽`)

好きな曲なので、披露される回数が多いのもうれしいです。

クロノスタシス」はホールの演出が偉大でした。細かな光の演出が紙吹雪のようにも感じて、これが後の曲にもつながってきます。

Flare」からの「66号線」も目頭が熱くなると言いますか。アコギとバンドサウンドが重なるからこそできるもの繊細さと力強さが伺えます。「66号線」が好きすぎます。『COSMONAUT』が個人的に好きなので、いろいろと刺さります。

周年ライブの時に披露されたので話題だった「ベル」。ライブで聞くのは初めてで、映像作品で初めて聞いた時のことを思い出しました。不思議とアルバムの中で印象が残っていたのも思い出します。

aurora arkツアーぶりに聞いた「新世界」は声出し解禁のタイミングで披露されたのも大きいかもしれません。「ベイビーアイラブユーだぜ」のやり取りも面白くて、いろんな声が聴けました。大阪ならではのノリもあってか、アットホームでやっぱり良いですよね(´▽`)

「次の曲の準備中だぜ」から始まった「SOUVENIR」。手拍子と声が混ざることによって、さらにライブ映えしているように感じます。

前のライブでもやっていたかもしれませんが、「転んで平気なふりして」のところで藤くんが転びながら歌っていたのが印象的です笑。ライブで聞くのがかなり楽しいので、こうやってライブに参加できて聞くことができているラッキーを噛み締めなきゃなぁと改めて感じました。

Gravity」に関してはこのツアーで初披露になります。(ツアーグッズに記載があるのに披露されないのかとギリギリまで思ってましたw)。音源はかなり優しい歌い方だったと思いますが、ライブではかなり力を込めて歌っていました。センターステージまでの道で思いっきり歌っていたのがかなり印象的でした。

歩みを進め、たどり着いたセンターステージで奏でられる「スノースマイル」。両サイドに設置された映像はスノードームを意識したような映像が用意されていて、楽曲の雰囲気が伝わりやすくなっていました。「クロノスタシス」での紙吹雪のような演出もここで使用され、今度は雪が舞う演出に変わりました。

冬の曲ですが、温かくなってきたのも相まってか雪解けを感じる内容でもありました。

サザンクロス」「GO」と温かいサウンドが照らしてくれる楽曲が続きます。ここ最近の流れからすると、ライブが終盤になってきたのをなんとなく感じる気がする構成です。あっという間。

ライブの時は、静かに見ていることが多いのですが、今回は声を出してもいいんだと思える瞬間が強くて、できる限り「生きるのは最高だ」と声に出してみました。「ray」の楽しみ方は無限だなと思えた瞬間でした。

最後の曲になります。からの「え~!」っていう感じも久しぶりですね笑。最後は「fire sign」。特にタイアップという曲ではないですが、ほかの楽曲を連想させるような歌詞も含まれているため、ラストに披露されると響くものがあります。pathfinderツアーの時にライブで「fire sign」を初めて聞いて、その時のコールアンドレスポンスが続く感じが凄く印象的で、その時の光景が鮮明によみがえってきました。

特に今回はラストでの披露だったので、終わってほしくない気持ちが強くなりましたね…。ずっと続けばと思うライブも、ここで一度幕を閉じます。

好きな楽しみ方で

 アンコール一曲目は「ファイター」。これまたレアというか、パワーをもらえる楽曲。「アンサー」は一度聞いたことがありましたが、「ファイター」は初めてだったので、これまた新鮮な気持ちになりました。三月のライオンの限定版を買ったのを思い出します。

コールできる曲も選曲として多かったですが、直近の環境を鑑みたかのような聞かせる」楽曲も多い印象です。「ファイター」もどちらかと言えば聞かせる」曲のイメージなので、じっくりと噛み締めて聞きました。

そのあとにはBUMPのライブを大きく変えたであろう、「虹を待つ人」。光の演出や特大のコール含めて、ライブそのものを大きく変えた曲ですよね。「ray」もターニングポイントだとは思いますが、「虹を待つ人」も影響力は大きいと思います。

MCパートでは長年の謎が解明されました。

過去のライブでお客さんが手拍子をしたり、歌い始めることがあればライブを止めた。なんていう噂を聞いたことがありました。今となってはそんな姿も想像できないライブです。

「実際ライブを止めたことはある。7回ぐらいある。でもみんなの手拍子が嫌いなわけじゃない。」

「裏拍でほしい。できれば表もほしい。これを言うのが当時はできなかった」

衝撃の告白でしたね…笑。原文まま、というわけではないので、多少の違いはご了承ください。(とはいえこのサイト、あまりMCの内容は書きませんが、どうしても忘れられないMCになりました)

当時から追いかけていた人も驚いたことでしょう。噂だけ知っていた自分も驚いたもんです。

しかもライブ前に、「昔はとがってた噂もあるけど、年々変わってきたよねぇ(´▽`)」なんて話を友人達としていたもんですから、余計に衝撃w

ただ、怒ってたわけじゃなかったのがわかったのは長年の憑き物が落ちたような感覚。

アーティストのモチベーションもお客さんのモチベーションも様々なわけですが、決して否定的ではなかったというのが伝わるだけでも違うものです。いろんな楽しみ方があるでしょうから、最低限のマナーを守って、楽しむ環境さえ崩れなければ大丈夫。

何度か書いているかもしれませんが、ライブの瞬間は普段は目的の違う人たちも同じ方向に向いているようなそんな感覚があります。会場ごとにいろいろあるでしょうけど、夢みたいな瞬間を精一杯楽しめればと今も思います。

そんなMCのあと、もう一曲するか。とのことで「花の名」。アコギで弾こうとしていましたが、メンバーが集まってきてからは、ほぼハンドマイク状態でした。信頼関係ってやつですね。

温かくて夢みたいなライブはこれで幕を閉じます。

 

声出し解禁など、ライブの形も少しずつ従来のカタチに戻ってきています。これまでの形式も見やすい環境ではありましたが、いろんな楽しみ方が集まることで生まれる響きは、当たり前に声を出せる環境だからこそだと思います。

ホールということもあり、連番で集まったというわけではありませんが、普段より多く友人と集まれたのもよかったです。来れそうにないって言ってた子も来れたわけで、思う存分楽しめました(´▽`)。

 

自分の中で、BUMPは少し特別なポジションにあります。好きとかを通り越して人生観に影響しているといっても過言ではないです。BUMPを知っているか、そうでないかで人生が変わってたと思うぐらい。

BUMPが好きだ。この要素だけで、いろんな出会いがあって、今でも繋がり続けている辺り、やはり自分の中では存在感が大きいです。

BUMPの四人が奏でる音を、時間が許す限りこれからも聞いていきます。

ではでは

セットリスト
01.アカシア
02.グングニル
03.天体観測
04.なないろ
05.才悩人応援歌
06.クロノスタシス
07.Flare
08.66号線
09.ベル
10.新世界
11.SOUVENIR
12.Gravity
13.スノースマイル
14.サザンクロス
15.GO
16.ray
17.fire sign
~アンコール~
01.ファイター
02.虹を待つ人
~ダブルアンコール~
01.花の名

BUMP OF CHICKEN 公式サイト https://www.bumpofchicken.com/

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