2020年12月7日(月)
ヒトリエ
HITORI-ESCAPE2020
YouTubeにて無料で配信された、こちらのライブの感想を書いていきます。
三人のヒトリエ
三人でのヒトリエの新曲が配信され、その配信日に行われた今回のライブ。ウイルスの影響で無観客配信ライブという形式になっています。
ただ、配信の画面から飛んでくる熱量とパフォーマンスは限界を超えていました。
「ポラリス」「センスレス・ワンダー」と激的に飛ばしているセットリスト。wowakaさんが作る楽曲は、言葉も山ほど詰まっているし、テンポも速くキーも高い。それを歌いこなしているシノダさんの技量の凄さに圧巻でした。
見ていて思ったのは、凄い合ってる声だなという印象。
コーラスで前から歌っていたというものありますが、それを無視しても楽曲に不思議とマッチしていて、違和感なく聞くことができます。wowakaさんに寄せている感じは若干あるのですが、ここから先さらに自分の色がついてくると思うと、すごく楽しみです。
あと、MCが絶妙に面白かった(笑)
「Namid[A]me」「伽藍如何前零番地」どちらも表題の楽曲というわけではありませんが、非常に印象に残る楽曲。こういう職人気質な選曲も今回は少し多いです。
「劇場街」は結構レアな楽曲?になるんでしょうか。コメント欄でも結構盛り上がっていた感じがします。
スリーピースの形にはなりましたが、それでも音圧はすごいもの。
イガラシさんのベースライン。ゆーまおさんのドラムテクニック。シノダさんのギターボーカル。どれをとっても純度が高く、存在感を放っていました。
ヒトリエを語る三曲
とある楽曲が三曲続けてのセトリになっていたのですが個人的にアツかったです…。
「アンノウン・マザーグース」
シンガロングのある楽曲って、ライブで盛り上がるのと、一体感のようなものを感じることができます。個人的にはライブが静かに見てる派なんですが、こういった楽曲で会場が包み込まれる雰囲気は不思議と心地よさをみたいなものを覚えます。
「カラノワレモノ」
昔から演奏されているし、最初のCDにも収録されている楽曲。
やはり存在感が大きいです。4人で奏でてきたもの。3人で奏でていくもの。どちらも記憶に残り続けて離れそうにないです。
「青」
燃やし尽くしたものを感じる。どことなく雰囲気が違う楽曲だなと個人的に思っています。追悼ライブでのシノダさんの歌唱と、今回の歌唱はさらに違うものを感じました
繋いだもの。
始まりの曲。
残したもの。
そんな風に語れそうな三曲。
この繋ぎは非常にグッとくるものがありました…。
三人が紡いだ新曲「curved edge」
新曲「curved edge」
本人たちにしかわからないことですが、もし同じ立場に立っていたとしたら相当な緊張感に包まれるなと思います。
4人で築き上げたものの完成度はとてつもなく大きいです。
だからこそ、3人での新曲が持つことになる意義というのはとても大きなものになります。
状況が状況。いろんな感想や想いがあると思います。
ですが、この楽曲から感じた熱量やグルーブ感は、間違いなく求められて生まれたもの。
これから先がさらにワクワクしたし、今回のライブでの披露が何より物語っています。
是非とも聞いてみてください。
全12曲が紡いだ覚悟と新時代。
アルバムのリリースも決定しています。
4人で築き上げたものをさらなるステージへ3人で引き上げていく。
そんな期待感を持つことができるライブでした(^^)
ではでは。
セットリスト
HITORI-ESCAPE 2020 01.ポラリス 02.センスレス・ワンダー 03.Namid[A]me 04.伽藍如何前零番地 05.SLEEPWALK 06.Loveless 07.劇場街 08.トーキーダンス 09.アンノウン・マザーグース 10.カラノワレモノ 11.青 12.curved edge
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