2021年10月1日。テレビアニメ「Fate/Zero」放送から10周年となりました。
アニメの内容もそうですが、それを彩る主題歌も名曲ぞろいです。
今回はそんな主題歌たちに触れながら、歴史を振り返ってみようと思います。
LiSA「oath sign」
記念すべき最初のオープニング。
LiSAさんといえば「紅蓮華」の印象が今では強いですが、当時は「oath sign」の印象が大きく残るぐらいには人気の高さがうかがえました。
というのも、この曲が1stシングル。
まさしくこれからの歴史の始まりと言えますね(´▽`)
ufotable特有のアニメ演出にもマッチしていました。
スピード感のある戦闘がイメージできる楽曲
藍井エイル「MEMORIA」
エンディングテーマ。
LiSAさんの1stシングルが「oath sign」だったわけですが、こちらの「MEMORIA」も藍井エイルさんの1stシングルとなっています。
オープニングの疾走感に負けないようなパワフルな楽曲となっています。
この時の藍井エイルさんは、正体を明確にしないようなプロモーションだったこともあり、MVも顔全体が見えないようになっていました。
作中に登場する、アインツベルンの雪に閉ざされた雰囲気に合わせたMVにも注目。
Kalafina「to the beginning」
期間が開いてから始まったセカンドシーズンのオープニングテーマ。
ufotableが担当したアニメ作品「空の境界」のすべての主題歌を担当したkarafinaが今作を担当。
作詞作曲に関しても、今では関連作品とは切っても切り離せない関係ともいえる梶浦由記さんによる楽曲になっています。
この後でも紹介しますが、セカンドシーズンでの主題歌はすべて梶浦さんが作詞作曲を担当しています。
ここまで関連する部分が多いと、相性もやはり抜群。
マッチするポイントも多く、非常に聴きごたえのある楽曲と言えます。
加熱するセカンドシーズンの始まりを彩ります。
karafina「満天」
作中では18話、19話のみで流れたエンディングテーマ。
作品の中ではカウントダウンの演出があり、闘いの終わりまでのカウントダウンが要所要所に取り込まれていました。
「満天」が披露されたこの二話に関しては、過去の話でした。そういった作品の時の流れも意識した楽曲選出がされていたのかもしれないと思うと、こだわりが感じられます。
アニメ内のサントラを意識した構成にも注目。
春奈るな「空は高く風は歌う」
終わりへと近づく雰囲気を感じさせるエンディングテーマ。
karafina以外は、皆さんデビューシングルになります…。すごい…。
実績十分なkarafinaの起用に、注目の新アーティストの起用。「Fate/Zero」だからこそできたのかもしれません。
「MEMORIA」のパワフルさとは違う、ゴシックなイメージがポイントです。
アニメの映像も前作と違い、二人のキャラクターにフォーカスを当てた内容になっていますので、その二人の心情に触れながら聞いていくと、楽曲の深さにより入り込めるでしょう。
全五曲。
どの曲も印象が強く、各アーティストのこれからにも大きく影響したといえます。
それぞれのシングルの入手は少し難しいですが、まとめて聞きたい場合は「Fate song material」というコンピレーションアルバムが発売されていますので、そちらをチェックしてみてください。

それではこのあたりで
ではでは。
コメント