考察・感想とは書いていますが、どちらかといえば、「ここの歌詞がエモい…!」「ここのメロディが良い…!」みたいな、自分が思ったポイントを書いていく感じです笑。
このサイトでは、
曲ガタリ
というタグをつけて、今後続けていけたらと考えています。
今回は
BUMP OF CHICKEN
「アカシア」
アカシアの花言葉
花の名前がタイトルについているのもあり、花言葉を知っていたほうがイメージが持ちやすいかと思います。とはいえ、国や地域、さらには色でいろいろと変わるみたいなので笑、いくつかピックアップしてみました。
アカシアの花言葉の主な内容は
愛情 友情 魂の不死
というのが一般的みたいです。楽曲の内容的にもこの三つが結構しっくりくる部分があります。
「Gravity」のジャケットがアカシアっぽく見えるみたいなので要チェック。
そうなると凄い計算されてるなぁと思ったり…笑
懐かしくも新しいサウンド
最近のBUMPはキラキラしてる曲が多い印象ですが、やはり序盤もキラキラしてると思いきや、骨太で優しいアルペジオが入っていきます。
アルペジオの前のキラキラしてる部分、ゲームの起動音に聞こえる気もするんですよね…。
ゲームボーイとかのbit感が出てると言いますか…。
手拍子や、コーラスも多くてリズムに乗りやすいところが多いです。ライブで聞くと間違いなく盛り上がるでしょう。
MVがいろんな言語に対応していたり、ポケモンが世界的に有名な部分も含め、国籍問わずにわかりやすい曲になっていて、非常に聞いていて楽しくなれます。
「Gravity」の特殊なリズム感とはまた違いますね。
大事なパートナーとの冒険
ここからは歌詞に触れていきます。
ポケモンとのコラボというのもあってか、歌詞の内容を見ると、一緒に頑張る仲間との冒険の過程。そこで培ってきた友情。みたいなものを強く感じました。
今回の解釈としては、全体を通してポケモンの内容を大きく踏まえていきます。
1番
透明よりも綺麗な あの輝きを確かめにいこう そうやって始まったんだよ たまに忘れるほど強い理由 冷たい雨に濡れるときは 足音比べ 騒ぎながらいこう 太陽の代わりに唄を 君と僕の世界の声で
後々の二番の歌詞もそうですが、サビ前は冒険の過程や思い出についての内容になっています。
思い出しながら語っているこの場面。楽しそうな道のりが伺えます(^^)。
いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな
ここは、まさにポケモンの御三家を選ぶ瞬間。
長い道のりを共にするパートナー選びはなかなか悩みますよね。
そんなこの瞬間に運命を感じる。そんな歌詞に思えます。
今 目が合えば笑うだけさ 言葉の外側で
このサビ前の二行だけで、当時と今のすべてが連想される感じがします。
もう言葉を交わさなくても伝わるものがある関係になっているのが、ここまでの冒険で伝わります。
ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる 隣で(隣で)君の側で 魂がここだよって叫ぶ 泣いたり笑ったりするとき 君の命が揺れる時 誰より(近くで)特等席で 僕も同じように 息をしていたい
1番サビです。
場面的にポケモンバトルの様子とも取れますが、ポケモンの世界ではバトル以外のコンテストや、一緒に仕事をしたりなど様々なポケモンとの関係性があります。
そんなすべての場面においての、想いを感じる内容。
バトルで言えば、今はジム戦や育成中でしょうかね(^^)
トレーナー側の見ている視線を「特等席」という表現にしているのが、これまた良い感じです…。
そしてそして、BUMPの曲をよく聞いている人、その部分は知っているという人になじみ深い「オーイエアハーン」が登場します。それと、ちょっと珍しいサビに裏声が入るパターン。自分が聞き逃しているのもあるかもしれませんが…(^^;。
裏声多めな「You were here」
2番
2番も、内容的には1番と被るところがありますが、冒険の後半戦。
ゴールに近づくにつれての成長が伺えます。
君の一歩は僕より遠い 間違いなく君の凄いところ 足跡は僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ
ヒトとポケモンの違いの自虐感があって面白いんですよね(^^;)
というのも、成長スピードの早さ。あと単純に一歩の遠さ。ポケモンは空を飛べるのもいれば、ワープするのもいますから、圧倒的に違いが出てしまうんですよね。
逆にトレーナー側の歩んできた足跡の数は、ポケモンより多いわけです。
飛べない、ワープできないから多い。みたいな意味もありますが、卵を孵化させるために何往復も歩いたりとかもあったりしますからね笑。
真っ暗闇が怖い時は 怖さを比べ ふざけながらいこう 太陽がなくたって歩ける 君と照らす世界が見える 言えない事 聞かないままで 消えない傷の意味 知らないままで でも 目が合えば笑えるのさ 涙を挟んでも
2番サビ前まで。
冒険も佳境に入り、険しい道のりも増えてきましたが、それでも楽しく、つらい時も心でつながる信頼関係の強さがわかります。
「真っ暗闇」「太陽がなくたって歩ける」
「フラッシュ」の技とか使ったのかな…(・・?
転んだら手を貸してもらうよりも 優しい言葉選んでもらうよりも 隣で(隣で)信じて欲しいんだ どこまでも一緒にいけると ついに辿り着くその時 夢の正体に触れる時 必ず(近くで)一番側で 君の目に映る 景色にいたい
1番のサビがトレーナー視点と考えると、2番はポケモン視点かもしれません。
冒険中はお互い献身的サポートをしているんだと思いますが、公式の大会ではトレーナ側は指示をして、あとは見守るぐらいしかできません。だからこその「信じて欲しい」につながるのかなと思います。
そして、目指していた目標に辿り着くとき。
最後の最後に、あなたは最初に仲間にしたポケモンを連れて行っているでしょうか…?
~ラスサビ
あの輝きを 君に会えたから見えた あの輝きを 確かめにいこう
ラストまで連れて行ったトレーナーの視点ですね(^^)
どんな最後が待っていようと もう離せない手を繋いだよ 隣で(隣で)君の側で 魂がここがいいと叫ぶ そして理由が光る時 僕らを理由が抱きしめる時 誰より(近くで)特等席で 僕の見た君を 君に伝えたい 君がいる事を 君に伝えたい そうやって始まったんだよ
どんな結末であっても、最後まで共に歩んでいこうよ。その結果、自分たちが輝くことができたならば、間違いだなんてことはない。そんな総括になるのかなと思います。
割とここの部分って、BUMPのこととか、聞いているリスナーに向けてな内容だとも取れます。
あくまで、ポケモンをメインに解釈をしてきたので、この部分の話はまたどこかで…。
まとめ
ポケモンとの内容を主軸にしてまとめてみました。もっと自分たちの現実世界とリンクした解釈もあると思いますが、今回はこの内容で。
曲ガタリの企画そのものが、まだ手探りなので、ここからさらに詰めていきます(^^;)。
「アカシア」の良さが伝われば幸いです。
良い曲なのと、BUMPのバックグラウンドも相まって、個人的にかなりぐっと来ました。
シングルは、
2020/11/04 発売です。
それでは、またの機会に
ではでは。
BUMP OF CHICKEN 公式サイト
https://www.bumpofchicken.com/
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